『鉄拳』原田監督の頼りになるファイティングスティックが明らかに

著者 : Allison Jul 24,2022

鉄拳』原田監督の愛用スティックが明らかに

鉄拳』シリーズのプロデューサーディレクターである原田勝弘氏が、最近、愛用の格闘スティックについて語った。自分自身の延長線上にあるコントローラと、彼にとって感傷的な価値を持つコントローラの詳細については、こちらをお読みください。

鉄拳』プロデューサー兼ディレクター、いまだPS3用スティック愛用原田勝弘のファイトスティックは彼の "Fighting EDGE

鉄拳』シリーズのプロデューサーディレクターである原田勝弘氏は、先日閉幕したオリンピックの際に、オリンピック代表のシャープシューターがアーケードスティックのカスタムパーツを使用していたことに注目した。これをきっかけに、ファンは彼に好みのスティックについて質問した。多くの人が驚いたことに、『鉄拳8』のプロデューサーは、もう生産されていない時代遅れのPlayStation 3とXbox 360用スティック「HORI FIGHTING EDGE」を愛用していることを告白した。

HORI FIGHTING EDGEについて、特筆すべき点は何もない。12年前に発売されたコントローラーにすぎない。しかし、彼のHORI FIGHTING EDGEを興味深いものにしているのは、そのシリアルナンバー「00765」である。一見何の変哲もない数字だが、これは鉄拳シリーズを手がける「ナムコ」の日本語読みである。

原田がこのシリアルナンバーを特別に要求したのか、堀からプレゼントされたのか、それとも単なる偶然の一致なのかは不明だ。いずれにせよ、原田にとってこのシリアルナンバーは、鉄拳のルーツを象徴するものであり、感傷的な価値を持っている。この数字への思い入れは深く、車のナンバープレートにも同じ数字が使われているというほどだ。

鉄拳』原田監督の愛用スティックが明らかに

原田がEVO 2024でTwitchストリーマーのLilyPichuと対戦した際に使用した「鉄拳8 Pro FS Arcade Fight Stick」のような、より新しくハイエンドの格闘スティックが入手可能であることを考えると、彼の選択に興味をそそられた人は多いだろう。HORI FIGHTING EDGEは新型のような豪華さはないかもしれないが、原田にとって長年愛用してきた相棒だけに、特別な思い入れがあるのだろう。